基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高:576m
城の整備:駐車場(三の丸)
所要時間:1時間
訪問日:2016年7月
駐車場 アクセス
下から見上げると標高は高いですが、駐車場があるので、そこまでスムーズに上がれます。ここの石垣だけでもテンションが上がりますね。当日は、大雨の翌日だっただけに、芝生も生き生き!
縄張り図 現地看板
日本史の授業で、「1万石以上は大名になる」と学んだ記憶がありますが、来島家は許されなかったと書かれています。
城域に入る
入ってすぐの竪堀
三の丸から竪堀が3,4本走っています。それを横目に、目当てはこちら。
この当たりでは珍しい穴太衆による「穴太積み」
ここがみどころですよ
滋賀県坂本を拠点に活動した穴太衆による「穴太積み」。野面積みを中心としたゆったりとしたどしっとした反りが特徴
この折れ!が良いです。テンションが上がります。
これは、阿蘇周辺で採取できる「阿蘇溶結凝灰岩」ではないですね。安山岩や玄武岩に見えます。だから、穴太積みが可能だったのでしょうか。
安土城の黒金門正面と似た雰囲気
「THE野面積み」といった感じで、滋賀や岐阜らへんの山城のイメージです。大分で見られるのはラッキーです。滋賀の安土城の黒金門正面の石垣と比べて下さい。傾向は同じです。
中ほどにしっかり、「毛利高政が穴太積みを。。。」との記載があります。
井戸曲輪
井戸曲輪には今でも水があります
大手門周辺
大手門跡とのこと。登り口は他にもあるようですね。
神社なのに角埋不動尊を祭る神仏習合形態
個人的なみどころですよ 神社が
どうみても、不動明王に見えます。さらに、スペースの割に巨大で、もっとスペースが欲しいところ
お顔も特徴的で、一度見ると忘れられない。しかも、脇侍はちっちゃな閻魔様に見えます。なぜ、横を向いていんでしょうね。もう一体あるのかな。
寄木造ということは、鎌倉時代らへんでしょうか。
なぜ、神社なのに不動明王が??
神仏習合ということなのでしょうが、近場の国東半島が神仏習合の発祥の地ともいわれているそうです。非常に面白いものが見られました。
本丸へ
山頂ですね。角埋山の角牟礼城、ややこしい表現。
・続日本100名城のひとつ
せっかく耶馬渓周辺まで来たのですから 豆岳珈琲
さて、管理者は、実は、珈琲にも詳しかったりします。東京に「堀口珈琲研究所」というスペシャリティ専業のお店があります。
その堀口さんの一番弟子の女性が、当時、能登半島の最先端で開業されました。北陸では有名店です。
名前は、「二三味珈琲」というお店で、管理者は、能登半島勤務時代に、ご縁があり2年間ほど、こちらで珈琲豆の修行をしておりました。こちらの店舗は、「ビーンズショップ」でして、珈琲豆を煎るための小屋店舗です。
ですので業務内容は、「ピッキング」「テースティング」「抽出業務」「袋詰め作業、配送作業」「店舗接客」など、一連のカフェ業務を経験させていただきました。
その東京の堀口珈琲にて勤務されいた方が、能登の「二三味珈琲」を経て、大分の耶馬渓で「豆岳珈琲」というお店を開業されましたのでした。
まー、スゴイ場所にあります。能登半島の「二三味珈琲」も辺境の地にありますが、「豆岳珈琲」も引けを取りません。
突然訪問しましたので、「え!!」という感じでした。それは当然。
2016年時点では、珈琲とケーキを提供するお店ですが、この珈琲は抜群に美味しい。懐かしい味でした。
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