公開から一定期間が経過したため、問題意識を別枠で整理しました。

地域文化や郷土史の衰退
かつて人々は、生まれ育った土地の風土や歴史、言い伝え、祭りや方言を通じて、「自分がどこから来たのか」「どこに属しているのか」を自然に理解していました。
それらは自己認識の軸となり、地域社会に根ざした誇りや連帯感を形づくってきました。しかし現在、その土台は静かに、確実に崩れつつあります。
過疎化と都市集中、核家族化、グローバルな価値観の浸透により、多くの地域で伝統行事は縮小・消滅し、地元の歴史や文化に触れる機会は著しく減少しています。
日本人のアイデンティティ崩壊への危惧
グローバル化やデジタル化、個人主義の進展に伴い、日本人のアイデンティティは、かつてないほど揺らいでいます。
伝統文化の継承、地域社会とのつながり、言語や価値観の共有といった「日本人らしさ」を支えてきた基盤が、静かに失われつつある現実に、私たちはもっと自覚的であるべきではないでしょうか。
日本の歴史や文化に対する無関心も目立ち始めています。神社や祭り、古典文学や伝統芸能に触れる機会が減る中で、自国の文化に対する理解や誇りは薄れ、「自分は何者なのか」という問いに明確に答えられない若者が増えています。
生きたアイデンティティの継承
今こそ私たちは、「自分は何者なのか」という問いを、改めて自らに投げかける必要があります。
アイデンティティとは、固定された過去の遺物ではなく、時代とともに再構築され続ける、生きた概念です。
だからこそ、失われる前に意識的に共有し、次世代へと手渡していかなければならない。そう考え、郷土にまつわる逸話や歴史を徹底的に調査し、地域内での共有を行ってきました。







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