福岡

障子ヶ岳城(福岡県みやこ町)|刈り込まれた稜線に広がる、開放の連郭城

山城ACTレベル:初級 ★☆☆
山城Wレベル:W2 ★★☆

山城ウェルネス

山城ACTレベル:中級★★☆
登城開始後15分程度で砦跡に到達しますが、その後も尾根道を中心に歩行が継続します。片道約30分の行程があり、歩行距離は十分です。傾斜は緩やかでペースは保ちやすい一方、一定時間の行動を前提とした体力配分が必要です。

山城Wレベル:W2★★☆
砦跡・北の丸・二の丸・本丸が直線的に連なり、城域全体を動線として把握しやすい構成です。
木が少なく整備された城域により、各曲輪からの眺望が連続して現れます。

主なルートは、味見桜公園から登城口を経て、途中の砦跡、北の丸、二の丸、本丸を往復する形です。累積標高差は未計測。所要時間は約1時間半です。

駐車場 アクセス

多少、道が荒れていますが、コンパクトカーで問題ありません。しかし、この先も道が続きますが、ナビ上は進めるような指示がでますが、実際は軽トラでも厳しいカーブがあったりして、進むと大変な目に合います(合いました)。要注意。

現地レポート

障子ヶ岳城跡の縄張り図・現地看板
登城開始付近の坂道(城域へ入る)

「木が一切ない山城がある」と聞きつけ、来てみました。この坂を上がったところから、本格的な登城が始まる感じですね~。早速ですが、滑って登りづらい

登城道の様子(一本道で進む)

結構な距離を歩きます。片道1時間ぐらいかな。

なだらかな登城道の区間

でも、なだらかなので、全然きつくない。

(中間分岐点)砦跡

登城途中の砦跡(出城状の地点)

登城道は一本道なんですが、途中に、いくつか出城か砦跡があります。武者隠しなどもあります。そして、ずんずん進むと木々の裂け目に、特徴的な山の形が見えてきます。

お!先に何かが見えます。

木々の間から見える特徴的な山の形
山城Q
山城Q

「プリン山だ!」

これが見えるともう少しです。それにしても、30分ぐらい歩きました。

北の丸~本丸まで

城域に到着した地点(北の丸付近)

そして、到着しました

眺望

行橋方面の眺望(北の丸付近)

どーーーーーん。と。見晴らしサイコー。行橋方面が良く見えます。

北の丸

北の丸の様子(曲輪の平場)
山城Q
山城Q

ここからの眺望が見どころ

北の丸から本丸方面を振り返った眺め

さっきのプリン山の正体は、北の丸。そこから振り返り本丸方面を撮影一切、雑木林がない。草もしっかりと刈られている。奥には、山が連なっている。スゴイ

馬場跡

馬場跡の様子(平坦地)
馬場跡周辺の景観(城域の一角)

周辺に城ネットワークがあるんですね

二の丸

二の丸の様子(曲輪の平場)

本丸へ

本丸へ向かう道と周辺の遺構

ここまできれいに整備されている山城も珍しい。土塁がしっかり確認できる。

城域内の遺構(整備された区間)

眺望

みやこ町方面の眺望(本丸付近)

みやこ町方面も良く見える。

本丸方面から北の丸方面を見た眺め

 本丸方面から北ノ丸方面を撮影

保存会の方々の熱意が伝わる

看板によると、
今は、町史跡管理のようですが
当初は、ボランティア町民がその価値に気が付いて管理し始めたとのこと

ここなんですよ。この点。大事なのは、地元の方が気づいたことと熱意

自分の土地のことをどの程度理解しているか。今は、先祖や土地由来のことさえ知らない人があまりにも多い。調べてみると自身のアイデンティティを再確認できます。

この山城の魅力|3つのポイント

① 体験価値(ウェルネス)
登り出しは滑りやすいものの、その先はなだらかな尾根道が続きます。歩行の負荷は一定で、距離はあるもののペースを保ちやすい構成です。

② 遺構の固有要素
北の丸から二の丸、本丸へと曲輪が連なり、土塁もはっきり確認できます。途中の砦跡を含め、城域全体を動線で把握できます。

③ 景観・地形の固有性
木が少なく、草が刈られた城域が続くため、視界が非常に開けています。行橋方面、みやこ町方面への眺望が連続して現れます。

まとめ

本丸周辺の防備が特に厳重で、畝状竪堀群ががっちり張り巡らされています。現在でも当時の緊張感が伝わる、良い山城でした。

免責

本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。

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