
山城ACTレベル:中級 ★★☆
山城Wレベル:W3 ★★★
山城ウェルネス
山城ACTレベル:中級 ★★☆
登り口はほぼ直登で、滑りやすく体力も要ります。出丸以降は連郭の動線に乗り、遺構を追いながら歩けます。
山城Wレベル:W3 ★★★
出丸以降、大規模堀切・二重堀切・竪堀・連郭式曲輪が連続して現れ、土塁と堀による防御構造が動線の中で体系的に把握できます。単発の見どころではなく、中世山城の防御設計が段階的に理解される構成です。
主なルート
駐車スペース → 登り口 → 急斜面(電気柵に注意)→ 北尾根の出丸 → 郭下の空堀/堀切群 → 第四曲輪 → 本丸(往復)
累積標高差と所要時間
累積標高差:未計測
所要時間:1時間30分
駐車場 アクセス
現地レポート
みなべうめ振興館に展示されています。見てるだけで、わくわくします


ご存知の通り和歌山は、国人衆や寺社勢力が強かったこともあり統一大名が出ませんでした。(そのため、共同体意識が強く、敬語が発達しなかったと司馬遼太郎が書いていました)。城自体は、全体的に作りがひと昔、古いように感じました。
「山城好き」にとっては、好都合。土塁と空堀と竪堀を純粋に楽しめます。ここ、平須賀城は、石垣に頼らない中世室町の典型的山城だと思います。


電気柵を避けながらの、登りづらい急こう配


登り口からは、ほぼ直登です。かなりキツイです。そして、スニーカーだと滑ると思います。しかし、ここを越えないと出城にたどりつけません。

4月、5月は、ちょうど梅の収穫シーズン前。6月頃から収穫が始まります。登城道は、電気柵と隣合わせ。ふらついて触ると、エライことになるかも(?)デンジャラスこそ、進むべき道

(中間分岐点)北尾根の出丸

出城に到着。キレイに削平されており場所を把握しやすい。

また、土塁も備えられ、守りが固い点も見て取れます。
大規模堀切

お~~、郭下の空堀。日陰になっており、一番見学しやすいです。木があると、雑草が生えにくいから良いのですが、逆に写真が撮りづらいというトレードオフ。
二重堀切

郭下には、いくつもの堀切や竪堀が残っていて、感動MAXです。
第四曲輪~本丸へ


連郭式もきれいです。主郭からは、紀伊山系が見えます。

しかしながら難点は、雑草の処理が。。。草丈が腰ぐらいあるので、4月でも遺構があまり見えません。
南部湾を望む抜けた眺望

南部湾も見渡せるし、気候も温暖だし、最高の見晴らしです。ここからだと敵の進軍も丸見えです。ここで感じたこと。途中の資料館には立派な城模型があったり地元の方にも愛されていると感じます
この城の概要
平須賀城(へいすがじょう)は、和歌山県日高郡みなべ町西本庄の平須山(標高約206m)山頂に築かれた室町時代の山城で、別名平須山城とも呼ばれます。
紀伊国守護・畠山氏の被官である野辺氏(野邊氏)が居城とし、忠房・光房・春弘ら歴代城主が南部庄を支配する拠点としました。大永2年(1522年?)頃、熊野の本宮大社勢力や在地領主の反乱により落城し、以後廃城となったと伝わります。
現在は曲輪・土塁・堀切・畝状竪堀群などの遺構が原型良好に残り、整備された登山道から見学可能で、和歌山県内でも有数の規模を誇る山城跡です。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
登り出しは滑りやすいものの、その先はなだらかな尾根道が続きます。歩行の負荷は一定で、距離はあるもののペースを保ちやすい構成です。
② 遺構の固有要素
土塁・空堀・竪堀が中心で、石垣に頼らない中世山城らしさが濃いです。大規模堀切や二重堀切がまとまって残ります。
③ 景観・地形の固有性
主郭側では紀伊山系、さらに南部湾方向へ視界が抜ける場面があります。一方で草丈が高い時期は、遺構の見え方が落ちます。
周辺観光・温泉(地域共鳴)
- 鶴の湯温泉(みなべ町)
日帰り入浴の案内があり、営業時間は11:00〜20:00の記載があります。
- 道の駅みなべうめ振興館(みなべ町)
展示・物販の拠点で、所在地と営業時間の公的案内があります。
免責
本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。



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