基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高:329m
城の整備:駐車場 登城道あり
所要時間:2時間
訪問日:2012年11月
駐車場 アクセス
地質 周辺環境 金華山ができたヒント
この「伊那波神社旧蹟」これは、この金華山が出来た方法を示します。
ヒント
だと思いました。地質面から見てみますと
このように地質図を見てみますと、特徴的な地形に気が付きます。ちょうど濃尾平野の北部に位置するわけですが、金華山の場所は、「チャート」(茶色)が分布しています。しかも、その周辺は、「砂岩」(薄い茶色)があり、それらが交互に分布しています。これは、どういうことか
このそそり立つ岐阜城の風景はどのように出来たのか
長良川
木曽川
この二つの河川に挟まれた金華山岐阜城。非常に硬い岩石で、釘などで擦ってもほとんど傷がつかないのが「チャート」の特徴。すなわち、長良川と木曽川により比較的やわらかい砂岩や堆積土が削り取られて、後に残ったのがこの硬いチャートの金華山ということになります。
だから、下から見るとそそり立つように見えるのです。
チャート岩塊が作る金華山
縄張り図 現地看板
歴史好き、お城好きなら
一度は登ってみたいと思うのが岐阜城
かの有名な「織田信長」の居城です。当ブログは、人物像にはあまり焦点を当てておりませんが、
「眺望が素晴らしい!」と聞きますので、来てみました。そして、山頂に立ちますと
根拠のない自信と尊大な自尊心に沸き立つ
素晴らしい山城でした。また、地質面からもいろんな条件が重なり合い出来た奇跡の山城だということが分かりました。
城域に入る
めい想の小径 を行く
山頂への登り方としては、いくつもの方法があります。ロープウェイなんかもありますが、駐車場の位置から「めい想の小径」から登ることにします。
このそそり立つ岐阜城は、まさにシンボルにふさわしい素晴らしい姿。いよいよ登りますか。
広い公園にきちっと看板もあり迷うことはありません
登り始めてすぐ気が付くのは、
岩石が剥き出しですね
チャート剥き出し めい想の小径でもこのぐらい
このルートは登るには、ちょっと辛そうです。この表現は、誇張されているわけではなく、事実!後ほど詳細を書きます。今回は、あくまで「めい想の小径」を行きます。
チャートは積み重なることが多いのでこのような感じになります。こけたら、絶対に擦りむくヤツです。
途中の眺望
ここまでやってくると、もう少し
本丸へ到着
下から登るとちょうど一時間。良い運動でした。革靴では無理ですので、ご注意を
絶景!日本一の眺め
いよいよ楽しみの天守からの風景このためにやって来ました
見どころですよ
なんという眺め!!
日本一!!
日本の城で、ここまで見渡せる眺望の山城は他になし。360度ものすごい風景です。
長良川のその先まで見渡せます
一周をぐるりと見渡し、管理者も思わず
いっちょ、天下ぐらい獲ってやるか
根拠のない自信
尊大な自尊心
が沸き立つような妙な感覚に襲われました。そら~~、信長さんも
「天下布武」。。。言うようね。。。
よくチャートを切り出して、石垣を造ったものです。硬いので加工もたいへんだったはず。
馬の背登山道を下る
登るのはキツイというなら、下るのは余裕だと思い馬の背登山道を下ります
というか、確かにヤバい。超急こう配のこんな道ばかりが続きます。登山靴でないと難しいですね
ソールが硬く、滑りにくい靴が必要。崖を降りる感覚になります。
山麓の紅葉
好条件が重なり、そそり立つように見える山城
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