山城ACTレベル:中級 ★★☆
山城Wレベル:W2 ★★☆

山城ウェルネス
山城ACTレベル:中級 ★★☆
往復でおおむね1時間に収まる一方、登り口付近にやや急な斜面があり、足場への注意が必要です。横堀・土塁の観察ポイントが多く、起伏の変化もあるため、体感負荷は初級より一段上になります。短時間で全体を回れる構成から、中級(★★☆)としています。
山城Wレベル:W2 ★★☆
登りから尾根での開放、遺構帯の観察へと場面が段階的に切り替わります。整備された山頂部と未整備側の対比により、集中の切り替えが起きやすい構成です。深い没入を目的とするより、短時間で流れを掴みやすい位置づけとしてW2(★★☆)としています。
アクセス・駐車場
駐車場:登城口付近に整備あり
登城口:案内板あり
公共交通:公共交通のみでのアクセスは難易度が上がるため、現地状況に応じてご判断ください。
現地レポート|ルートと見どころ

駐車場付近から登城口へ。ここから山頂部まで、だいたい20分ほどの登りです。


途中で視界が抜け、空気感が変わるタイミングがあります。ここからが城域の入口です。
二の丸・本丸



山頂部は整備されていて歩きやすく、地元利用の雰囲気があります。ここを起点に、横堀や土塁帯を辿っていきます。
変形土塁



土塁と横堀が近い距離でまとまり、形状の違いを観察しやすい一帯です。歩いて追うほど構成が見えてきます。



連続性があり、城の骨格を線として捉えやすいタイプです。
藪の中はパラダイス
未整備側に少し入ると、手が入っていない分だけ輪郭が濃い場所があります。


整備域とは異なる雰囲気があり、観察の密度が上がります。無理のない範囲で、足元と藪の状況を見て判断してください。
この城の概要
戸代城(戸城山城)は、福岡県田川郡赤村内田の戸城山(標高約318m)に築かれた中世山城で、南北朝時代の延元4年(1339年)頃に南朝方の菊池武重によって築造されたと伝えられ、豊前地域の防衛拠点として機能した。
尾根筋に沿って展開するコンパクトな縄張りで、二の丸・本丸を中心に横堀や変形土塁が連続して残り、防御線の連なりが観察しやすい特徴を持つ。
現在は赤村の史跡として一部整備されており、短時間で登頂可能な低山城として地元利用も見られる。
地形・地質のポイント

虎口付近に目を引く岩が残っています。意図的か自然地形かは断定できませんが、入口の印象を強める要素として捉えられます。

周辺は地質境界や地形の変化が読み取りやすく、城域の尾根筋と合わせて眺めると立地の理解に役立ちます。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
登りは約20分。短時間でも一定の負荷がかかり、歩行のリズムが整いやすい行程です。尾根に出た瞬間に視界が開け、空気感が切り替わる場面を捉えやすい山城です。
② 遺構の固有性
二の丸・本丸の周辺に横堀や変形土塁がまとまって残り、防御線の連なりを追いやすい構えです。整備域と未整備域の差があり、場所ごとに廃城の雰囲気が残ります。
③ 景観・立地の固有性
尾根筋に沿って城域が展開し、地形の流れと縄張りの対応関係を歩行中に確認しやすい点が特徴です。入口付近の岩の表情も印象に残ります。
周辺観光・温泉(地域共鳴)
源じいの森温泉(赤村)
登城後に立ち寄りやすい温泉です。単純温泉で、長時間浸かりやすい点が特徴です。
※泉質や適応症の記載は一般的な説明であり、個々の施設の効能や医療効果を保証するものではありません。
内田三連梁と電車



細部の作りに時代の気配があり、城域の緊張から里の景観へと流れを切り替えやすい立ち寄り先です。

免責
本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。



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