山城ACTレベル:中級 ★★☆
山城Wレベル:W3 ★★★

山城ウェルネス
山城ACTレベル:中級 ★★☆
登城開始から30分以上の継続した登りがあり、一定の体力を要します。歩道は整っているものの、城域が広く行動距離が長めです。登山者も多く、一定のペース管理が必要です。
山城Wレベル:W3 ★★★
主郭から博多湾を広く見渡す視界が強く印象に残ります。石垣、眺望、原生林と体験要素の切り替わりが明確です。下山時には身体が緩み、滞在後の状態変化が感じられます。
主なルート
駐車場 → 登城道 → 石垣地点 → 主郭 → 周辺ピーク → 下山
累積標高差と所要時間
累積標高差:未計測
所要時間:約1時間30分
駐車場 アクセス
登山者が多く、朝早い時間から賑わいます。台数はある程度置けますが、混雑しやすいので注意が必要です。

麓から見た立花山。いかにも「山城」という雰囲気です。天気の良い冬は登山に向きます。正月でも登山者が多く、登ってみると理由が分かります。
現地レポート
(中間分岐点)水飲み場

トイレ付の駐車場ルートから登る途中にある水飲み場。やや枯れ気味でした。それほど疲れないですが、あれば助かる位置ですね。
城内最大の石垣

30分ほど登り続けると、早速石垣が出迎えてくれました。
この山城の石垣の見どころは、ここが中心になるかもしれません。打込みでしっかり組まれており、当時はかなり壮大だったはずです。ほかの石材は福岡城建設に転用されたと言われています。
松尾山城

立花山城は、いくつものピークにそれぞれ名前が付いた形で「山城」として存在しており、城域はかなり広範囲になります。
眺望

いったん戻り、左側の山頂の立花山を目指します。
随所に残る石垣




道の途中に石垣が残されています。転用されずに残った、という雰囲気が漂います。

山頂が近くなってきました。
主郭からの博多湾の景色は一見の価値あり
眺望 博多湾が近い

これはスゴイ。

手が届きそうな不思議な感覚 近い

これだけ見渡せると、入港する船もよく見えたでしょう。博多の街は街中だと大きすぎて全体像が分かりませんが、上部から俯瞰できると輪郭が掴めます。

元日早々「超感動」
ここが福岡県民に愛されている理由がよく分かります。石垣ではなく、この景色に出会えただけで十分に価値があります。

さらに見どころがもう一つ。少し下山して屏風岩を越えて進むと、
巨大クスの木

原生林の大クス群。

一見の価値ありです
あります。かなり大きいです。この瞬間はハイカーの気持ちになります。深呼吸したくなる場所です。登山者が多く、山ガールとも何人もすれ違いました。

ここにも笹がありました。弓矢の材料と勝手に言い切りたくなります。
この城の概要
立花山城(たちばなやまじょう、別名:立花城)は、福岡県福岡市東区・糟屋郡新宮町・久山町にまたがる標高367mの立花山(井楼山)を中心とした大規模山城で、元徳2年(1330年)に大友貞載が築城し、立花氏の祖となった。
戦国時代には大友氏の重要拠点として大内・毛利氏との争奪戦の舞台となり、特に天正14年(1586年)には若き立花統虎(後の宗茂)が島津氏約4万の大軍を3000余の兵で撃退した「立花山城の戦い」で有名です。
九州征伐後、小早川隆景が入城するも、1601年(慶長6年)に福岡城築城に伴い廃城となり、現在は曲輪・石垣跡・古井戸などの遺構が残り、登山道として整備されています。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
歩道が整備され、登山者が多い環境の中で一定の運動量を確保できます。登城が進むにつれて視界が開け、身体の緊張が段階的に切り替わります。
② 遺構の固有要素
城内最大級の石垣が登城途中で現れ、構造の要点を短時間で把握できます。転用された痕跡と残存部の対比が明確です。
③ 景観・地形の固有性
主郭から博多湾を見渡せる眺望があり、都市と海を一体で俯瞰できます。複数ピークに広がる城域構成が歩行体験に変化を与えます。
免責
本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。



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