基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高:340m
城の整備:登城道 駐車場 完備
所要時間:30分
訪問日:2017年3月
駐車場 アクセス
おそらく、国指定史跡でなければ、気が付かないかもしれません。
天草地区は、内地の山城とは方向性が違い、ガチガチの堅城、大規模城郭を必要としません
理由は、
1.絶対的な住民が少ない。
2.高い山が無く、城が海に面している
ということのようです。
その中でも、この棚底城は、比較的大規模で城主が主郭で生活をしていた様子が伺えるとのことで、国指定史跡を取得しました。
縄張り図 現地看板
しっかりとした案内図があり、楽しめそうな気がします。
城域に入る
入口にはパンフを備えます。さすが、国指定史跡!!
8つの連郭式曲輪
綺麗に整備されています。
連郭式。なんと8つもの郭が連なっております。見応え十分ですね。
眺望
この城は、何といってもシチュエーションが素晴らしいです。
天草で最も標高が高い倉岳(682m)の麓にあるため、なんだか、こうもスッキリした空気感。
山城Q
この眺めがなんとも
天草では珍しい連郭式山城
この辺りから少し技巧的になってきます
どんどん奥まで続きます。
石垣も備える。砂岩の様子。
北東の横堀
東側に一本の空堀を備えます
本丸裏の空堀
ここが最奥の背後となります
主郭 「能舞台」を備える優雅さ
山城Q
ここがみどころですよ
「能舞台」
があった痕跡があるようです。ここまでに8つもの郭が存在しますが、最奥が能舞台舞台状の柱列遺構。なんとも優雅。この辺りは、内海なので水面も穏やか。倉岳からの吹き下ろす空気感といい自然と優雅さを感じられる城です。
「天草五人衆」の1人 栖本氏の居城
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