山城ACTレベル:初級 ★☆☆
山城Wレベル:W2 ★★☆

山城ウェルネス
山城ACTレベル:初級 ★☆☆
主郭近くまで車で上がれ、駐車場からは短い徒歩で主郭に到着します。曲輪内は芝生と遊歩道が中心で、段差も大きくありません。山登りというより「里山の散策」に近いため、初級としました。
山城Wレベル:W2 ★★☆
主郭から二の曲輪・三の曲輪へと段々に続く構成が分かりやすく、歩きながら全体像をつかみやすいです。眺望ポイントで視界が開き、場面の切り替わりも入ります。短時間でも没入しやすい構成のため、W2と判断しました。
主なルート
- 駐車場 → 主郭 → 二の曲輪・三の曲輪を一周
アクセス・駐車場
車の場合
・上田市街地から真田方面へ向かい、案内板に従って山道を進むと、主郭近くまで車で上がれます。駐車スペースから主郭までは短い徒歩区間です。
現地レポート|ルートと見どころ


真田本城は、主郭近くまで車で上がれるのが大きな特徴です。駐車場から少し歩くだけで主郭に到達でき、「山登り」よりも「里山の高まりにある歴史公園を歩く」感覚に近いフィールドです。


公園として整備されており、訪問は難しくありません。


主郭から北側を見ると、二の曲輪・三の曲輪が段々に続いている様子がよくわかります。高い石垣や大規模な堀を観察するタイプではなく、「最高所に主郭、その下に曲輪が続く」という山城の基本形をコンパクトに体感できる構成です。

眺望

抜けのある風景です。季節によっては、ここで休憩しながら眺めを楽しみやすい場所だと思いました。
気づき
この城は、技巧的な縄張りや遺構を追うというよりも、「象徴的な城」だと感じました。当日は7月で暑く、木陰が少ない区間もありますが、訪問客が複数おられました。「真田人気」の強さが伝わります。
この城の概要
真田本城は、長野県上田市真田地域に位置する山城で、真田氏の居城として知られ、現在は「真田本城跡」として公園整備されています。
主郭を中心に二の曲輪・三の曲輪が段々に連なり、尾根の高まりを活かしたシンプルで分かりやすい構成が特徴です。
真田幸隆・昌幸・信繁(幸村)ら一族の拠点として象徴的な意味を持ち、周辺の真田氏歴史館や長谷寺と合わせて巡ることで、真田家の歴史と里山の風景を一体的に体感できる史跡です。

地形・地質のポイント
・真田本城は、里山の高まりに主郭を置き、周囲を見渡せる位置関係になっています。
・急峻な岩山ではなく、なだらかな斜面と台地状の曲輪を組み合わせた構成で、曲輪の段差と見通しの変化を体感しやすい地形です。
周辺観光(地域共鳴)
真田氏歴史館
真田本城の周辺には「真田氏歴史館」など、真田一族に関する史跡がまとまっています。
歴史館では、真田幸隆・昌幸・信之・信繁(幸村)らの歩みを資料と展示でたどることができ、城跡だけでは見えにくい全体像を整理するのに向きます。城跡のあとに訪れると、現地で見た地形や距離感と結びつけやすいです。
長谷寺(ちょうこくじ)真田氏の菩提寺
真田氏と縁の深い寺として、長谷寺(ちょうこくじ)があります。
案内看板


訪問客の多さを物語る

六文銭に見立てた奉納の形があり、訪問客の多さと人気の高さが伝わります。
真田幸隆 夫人 昌幸のお墓

左が幸隆夫人
中央が真田幸隆(昌幸の父 幸村の祖父)
右が真田昌幸(幸村の父)
のお墓となります。


境内はしっとり落ち着いた雰囲気でした。苔むした石仏も含め、場の空気が変わるのを感じやすい場所です。
甲石 真田七つ石の一つ 近辺で気になった史跡

形自体が兜のようにも見えます。伝承として、戦の時に大将がここに兜を置いたことから名が付いたとされ、村名の由来にもなったとのことです。他には「旗見石・御座石・立石・的石・米石・茶袋石」があると紹介されています。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
主郭そばまで車で上がれ、緩やかな斜面と芝生の曲輪をのんびり歩ける山城です。短時間でも山の空気に触れ、ベンチから里山を眺める時間が取りやすいのが特徴です。
② 遺構・象徴性の固有性
最高所の主郭から北側へ二の曲輪・三の曲輪が段々に続く、分かりやすい構成の山城です。技巧的な遺構を追うというより、「真田氏の拠点」という象徴性が強く、記憶に残りやすいタイプだと感じました。
③ 景観・周辺史跡との一体感
主郭からは、真田氏歴史館や長谷寺など、真田一族ゆかりのスポットが点在するエリアを見渡せます。城跡・寺院・資料館をあわせて巡ることで、「一つの城」ではなく周辺一帯を含む真田の拠点として体感しやすいのが魅力です。
免責
本記事は、公開資料・現地看板および筆者の現地体験にもとづいてまとめたものであり、歴史・地形・効果を断定するものではありません。登城・観光の際は、必ず最新の交通情報・気象情報・現地の案内に従って行動してください。





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