基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高: 120m
城の整備:駐車場 歩道あり
所要時間:2時間
訪問日:2012年6月
駐車場 アクセス
縄張り図 現地看板
「越中三大山城」というぐらいなので、
今回も、厳しい登城になりそうな予感
2009年に国の指定史跡になったばかりで、これから注目を集めることになるでしょう
立地そのものが難攻不落で増山湖というダム湖にある
城域に入る
冠木門から
このような立派な門があるとテンションあがりますね
このルートは、七曲り坂とは違います
緩やかに登っていきます
大竪堀
F郭に到着
F郭に到着。木柵が再現されており、雰囲気が出てます
ここは広い空間があり、十分な兵が駐留できると思います。
展望
一の丸から頭上を見上げる
キルゾーンに立ってますよ
この場所が城内でも有数のキルゾーンでしょう。一ノ丸を高い切岸が囲っています
一の丸だけど、本丸では無さそう(?)
この山城は、どの曲輪も独立性が高く、連携が難しい。ましてや、この一の丸は、矢面に立つので本丸には相応しくないポジションだと思います。
そのまま気になるポイントへ
赤い橋が見えます。ということは周辺の見晴らしはかなり良いです
石垣だそうですが、ちょっと確認できませんでした
このお城の特徴は、どこも切岸が高いということです。当然、簡単には登ることが出来ません。
鐘槝堂(かねかしどう)から南櫓台を見る
個人的に、この南櫓台が面白いです
うわ、この単郭、、、面白い。。。ここは何かと思うと南櫓台跡とのこと
ちょっと降りてみよう
残丘様単曲輪!!横からも見てみる。わざわざ、掘り切ったように見えます。地続きでも良かったとも思いますが。ここが特徴の一つですね
二ノ丸 神水鉢
この山城の疑問点としては、
どこが本丸に当たるのか分からない
ということです。一ノ丸といえど、最前線の曲輪のように見えるので、本来の本丸という意味ではないと思います。縄張り図的には、この二ノ丸が本丸に当たると思いますが、この城がはっきりと解決すべき課題だと思います。
名称と役割が定まっていない。
アルファベット郭とかも
そうしないと、どこを目指して登ったら良いか分からない。暫定とか仮とかでは、説得力がありません。
鐘楼堂に登ってみると
ん!?
お、何やらハシゴがあります
なんという切岸の高さ。15mぐらいあるのではないでしょうか。登ったら、別の曲輪に行くことができそう。ちょっと、降りてハシゴを上がってみましょう
安室屋敷へハシゴ場
ハシゴと言っても、しっかり固定されていますし、問題なく登ることが出来ます。しかし、国指定史跡となると、このままでは無理でしょうね。いずれ、撤去とかされてもおかしくはないですね。こういうのって、昨今の事故の元ですから
立派な土塁
登ってみると、立派な土塁があります。
この土塁の奥手には、三ノ丸があります。右手は、鐘楼堂跡
これだけ独立性が高くなると、どのようにして行き来していたかが気になります。何か木橋とかを掛けていたのでしょうか。そうしないと、昇り降りだけでもたいへんです。
周辺を見渡しても、本当に、ここは切岸が高いです。辺りでも有数の高さではないでしょうか。その分、各曲輪の独立性が高くなりすぎないか心配ですが。
神保夫人入水井戸
水は枯れていますが、各地に夫人の入水井戸はあります。
これは、、、
BB弾
ここで、サバゲーをした人間がいます。なんということだ。
「越中三大山城」のひとつ 要害堅固な城
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