基本情報
形態:海賊島城
所要時間:1時間
訪問日:2020年6月
駐車場 アクセス
現在では、令和2年(2020)6月2日より上陸が再開され、「能島城跡上陸&潮流クルーズ」が実施されております。くしくも、たまたま偶然、訪問したのが令和2年(2020)6月2日の日でしたが、漁港に寄ると、たまたまクルーズ出向と重なり今回の乗船という流れです。
航空写真
こうみてみますと、島と島の海峡の良い場所にお城があります。北側には何やらビーチも確認できます。
城を眺める
「海城をゆく」企画第一弾!
県道49号線沿いに車を停めて、能島城の方を見てみます。島全体が城って今まで見てきた山城とは全く違う趣向で興味津々。「海賊の城」かあ~。
鯛崎島を見てみる。うーーん、平坦地が見える。この上に建物があったんだろうなあ。
能島城の方も上部には平坦地。一体どんな建物があったのだろうか。それにしても流れがめちゃめちゃ早い。これだと、小早船でどうやって近寄っていたのか気になります。普通に転覆とか多発ではないだろうか。
まさに、潮流に守られた「島城」、砂嵐に守られた「バベルの塔」、龍の巣に覆われた「ラピュタ」ではないか。
う~~ん、接岸方法が気になりますね
お!何やら高速船を発見
潮流体験
近くの「今治市村上海賊ミュージアム」を訪問後、たまたま漁港でお昼でも食べようと漁港に寄ってみる。すると、おばちゃんから「クルーズに出るので、いかがですか」とお誘いを受ける。これは、さっき見かけた高速船。
そして、「ま、時間もあるし良いか」と何も考えずに乗船しました。しかし、それが、
めちゃ、面白かった。
サプライズとはまさに、このこと
いざ出発!
管理人的には、船でないと近づけないし、道からじゃ遠いので、のんびりクルーズでもしながら、優雅に船の上から写真撮影と思っていましたが!このクルーズタイトルは
潮流体験!
なのであります。
白波が立っているぐらい流れが強い。
鯛崎島を横目に見ながら
鯛崎島と能島の間を突き進み、
ぐるりと周遊。そして、能島に寄る寄る。ちょっと寄り過ぎです。岩石がすぐそこに見えてます。しかも、潮流体験ですので、エンジンを止め?て、潮流に乗って流されるという離れ業。
ぶつかる。ぶつかる!
ちょっと!船長の腕、凄すぎませんか!
能島をぐるりと回り、北側へ。すると潮流が急に緩やかになる。しかも、上陸するのにちょうど良い砂浜が。なんという良港。ということは、この能島に接岸する方法はと考えてみると、主に3パターン。
①激流と激流の境を読み取り、北側から侵入するパターン
②凪の時間帯を見つけ出し、普通に接岸するパターン
③大型船での強引なパワー
のどれかかなあと思います。
本来だと、ここから接岸して上陸見学を行っているようです。しかし、今回は、残念ながら上陸見学はありませんでしたが、普段の山城登りでは体験できない「海賊激流体験」ができました。
非常に楽しいライド系アクティビティ
でした。団体で行けば、大盛り上がり間違いなしです。
「今治市村上海賊ミュージアム」
「村上海賊」とは、いったいどのような集団で組織なのか、ここでしっかり学ぶことが出来ます。特に、管理人としては、
安宅船(あたけぶね)
関船(せきふね)
小早船(こばやぶね)
の三隻について模型比較を学べる点が良かったです。しかし、一番の最強は、安宅船に鉄板を張った鉄甲船でしょうけど。それを建造した織田信長、豊臣秀吉は、やはり一歩先を行ってますね。うんうん。
ここでは、「小早船」の復元も見ることができます。
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