大分

【大分県】臼杵城 阿蘇NO.4火砕流の端 優雅な曲線漆喰土塀 

基本情報

 形態:平山城
 史跡指定:県史跡
 城の整備:登城道整備 
 見学時間:約1時間
 駐車場:こちら 有料駐車場
 訪問日:2017年3月

駐車場 アクセス

阿蘇NO.4火砕流堆積物と佐伯城

臼杵城の岩石は、白いです。まぶしいくらいに。その理由を確認しておく必要があります。ざっくり言うと、九州は、
北部九州
中九州
南九州
では、城の造り方が違う気がします。理由は

山城Q
山城Q

岩石が違う

ということ。特に中九州は、岩石量が豊富で熊本城・岡城のような堅城が多い。そこに関与しているのが、

山城Q
山城Q

「Aso-4火砕流」

阿蘇の大噴火が深く関与しているわけです。

引用元:産総研地質調査総合センター,20万分の1日本シームレス地質図V2(地質図更新日:2022年3月11日) より山城渡りQが加筆・修正したものである (スマホで拡大可能)

Aso-4火砕流堆積物が臼杵まで届いてる模様が見て取れます。かなりの広範囲に広がっており、西は島原の原城から熊本城、岡城、臼杵城などの城材石に活用されたというわけですね。チェーンソーで切断できる上に、適度に硬いため、石垣にはもってこい。

特に熊本では、有名な石工集団も居たようです。

城域に入る

美しい曲線白土塀

基本的に、公園化が進んでおりますが、かつては、海城だったとか。

この土塀曲線は美しいと思います。特に晴れの日との相性は抜群で。個人的には、佐伯城の項で書きましたが

岡城
臼杵城

には、「曲線」での共通点があるように思います。

犬走り

犬走り いや、カモ走り。

このあたりの融合度合とかたまりません

国宝臼杵石仏

大分県は、独自の石仏文化を持ちます。臼杵城に訪れたなら、近いのでおススメします。平安時代後期から鎌倉時代作と言われているそうです

国東半島などには、もっと多くの石仏などがあり、京都などとは趣が違う「素朴さ」「力強さ」がありますここまで来たなら、ぜひ訪れていただきたいのが、

美しい曲線白土塀が優雅な城

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