基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高:261m
城の整備:駐車場 歩道
所要時間:30分
訪問日:2011年12月
駐車場 アクセス
縄張り図 現地看板
地質から検証 一体、岩はどこからきたのか
この城は、関東で初めての本格的な石垣の城とのこと。では、いったいどこからやってきたのか。調べると興味深いことがわかりました
箱根山カルデラ!
の溶岩の流れ道だったのです。分かりやすい。ということは、小田原城の小峯御鐘ノ台大堀切などの火砕流帯もこの箱根山の火砕流だということですね。
小田原城は、今見る石垣は、徳川時代とかにもので、北条氏時代は、土の城だったとのことです。ここに来るまで、「近辺に石材がないから」だと思っていましたがここに石垣山一夜城があるということは、石材がないからではない。
石垣を重要視しなかった北条家は
時代の流れに乗り遅れたのかもしれません。
現に、八王子城の石垣造りをみてみると決して、完成の域に達しているとは思えませんし。
関東で織豊系城郭がもたらしたインパクトは、とんでもなく大きかったでしょう。
城域に入る
やっぱりここですよね みどころ
ガツンとやられました。いきなり見せてくれます。案内看板によると穴太積みとのこと。安山岩による野面積みです。
結構、崩れています
が、度重なる地震にも良く耐えたみたい。小田原城の石垣の崩れも地震だということですね。
最大の見どころは、井戸曲輪
なんですかね。ここは。井戸のための曲輪!なんという大きさ。井戸のための曲輪としては、国内最大級でしょう!そんな曲輪は他にないですけど。見栄というか、やり過ぎというか。ここら辺が太閤秀吉の業でしょうか
もともとは総石垣とのこと
今でも、きちんと水が湧いています
こうも仰々しくなれば、
この水も相当に価値が高い!?
太閤の足跡(勝手に言っています)
個人的にこの石は発見です
たぶん、「太閤の足跡」なんですよ。これ。見つけられた人はラッキー
本丸から小田原城を望む
さ、あの端まで行って、小田原城を眼下に望むか~!
眺望
距離は、約3㎞とのこと
ちょっとズーーーム!
お~~見える見える!丸見えだ
このストレスは相当なものだったでしょうね。
何をしても筒抜け
結局、小田原城の近くにこれだけ岩石があるのに、
総構えを頼りすぎていたような気もします。
関東で初めて出来た石垣の城
箱根山カルデラとの関係
Toshi Yoroizuka Farm 一夜城
まず、ここに驚きました
駐車場に到着し、
まず目に入ってきたのが、ここ!
ただ、個人的には、金沢の辻口博啓さんの方が感性があうかなあ
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