基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
標高:139m
城の整備:駐車場 歩道完備
所要時間:30分
訪問日:2012年3月
駐車場 アクセス
縄張り図 現地看板
漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』に出てくる能登の末森城の戦い。前田慶次は、奥村助右衛門というの親友の援軍として登場する。その作中、ここ末森城は、望楼型天守を備えた城として描かれていました
(著作権の関係で画像は出しません)
本当かなあ~
と思い訪れてみました
城域に入る
雪解けで道はぬかるんでおりますが、登山靴には問題ありません。順調に登ることができます
小丸大手門に差し掛かると
キルゾーンに立ってますよ
案内看板などもないため、普通に登ると、意識することはありませんが。実は、ここはキルゾーン
若宮丸と三ノ丸から攻撃されます。
若宮丸は広い空間です。やはりここは防御拠点でしょうね
城内最大の防御システム
若宮丸から左に折れ、何も考えずに道順を進んでいると
え!行き止まり
そこは、キルゾーンですよ
上段から見ると、この通路と思っていた道は竪堀だったのです。そして、先は行き止まり
この竪堀通路は、三ノ丸と二ノ丸の間の曲輪にドンツキ。途端に三ノ丸、三ノ丸と二ノ丸の間の曲輪、櫓からの攻撃にさらされるという堅い防御システム
横から見てみると、分かりやすくもう片方の「青いライン」は、無事に登る事ができます。
進む選択肢を間違えば、とんでもないことになります。
なので、ここの切岸は高いです。軽い空堀を備えるようにも見えます。でもこの三ノ丸と、二ノ丸の間の曲輪はなんという名称か不明です
この曲輪の存在価値が高いですね
二ノ丸~本丸
本丸からは、スカッと日本海側を見渡せます。本丸区画もかなりの広さ。漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』に出てくる望楼を備えた天守閣はあったのどうか
現地案内板によれば、本丸主門が金沢城 鶴の丸 南門として町内のいくつかの寺院の建材としても
多くが活用されたと書かれています。それなりに大きな建物があったのかもしれません。
あとは、想像しかありません
城全体的に、雪解け状態で、ドロドロ。元ヤブもこの時期でも残っていて、これで探索は終了します
二の丸手前の竪堀の造りが巧妙
コメント