基本情報
形態:山城
史跡指定:国指定史跡
城の整備:駐車場は、春光寺の奥のココ
稲荷までは整備はされているが、その先は訪れる人も少ない
所要時間:1時間30分
訪問日:2018年12月
駐車場 アクセス
春光寺をドンドン登ると、駐車場があります。普通車可能。
縄張り図 現地看板
「おっ!!ここは」と思った方は、かなりの通です。
日本には、「三大城跡史跡群」と言われている場所があります。
1.佐賀県の国指定史跡「勝尾城筑紫氏遺跡」
2.熊本県の国指定史跡「八代城跡群 古麓城跡 麦島城跡 八代城跡」
3.福井県の特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」
の三か所です。
とはいうものの、その一つがここですが、あんまり紹介されていません。。。管理者は、仕事の関係で、ここの直系子孫の方と知り合いました。
その方は、「私のことを知らないの??」とおっしゃるのでお聞きすると、先祖は古麓城の城主とおっしゃるではないですか。なので、話のネタに登ってみることになりました。
遠望
城域に入る
古麓城は、宣教師ルイス₌フロイスも絶賛した山城。
古麓稲荷神社から登りました。
7つの城を合わせて「古麓城」
ここ古麓城は、
勝尾城、
新城、
丸山城
鞍掛城
鷹峯城
飯盛城
八丁嶽城の
七つの城を総じて「古麓城」と呼ぶようです。どんな順で作られたのかは、不明ですが、一つ一つの郭に「城名」付けられている感じ。今回は、「飯盛城跡」には行っておりません。なんせ藪がひどく。
四重堀切
まずは、登ってすぐの四重堀切。実は、ここは、なんとなく勘で発見しました。「なんか怪しい」と見つけられて、本当にラッキーでした。なかなか見事です
鷹峰城
一つに郭を潰して、鉄塔が立っていました。
新城 いよいよ主郭部へ
登り始めて、一時間弱で新城へ。ふらふら見ていたので、多少に時間がかかりました。
眺望
本来、新城跡主郭からの眺望は絶景。エメラルドグリーンの川底を持つ球磨川を眼下に望み、八代湾に抜ける河口は、私の山城経験でも屈指の風景美です。市街地も近い。ルイス₌フロイスの感想にも納得。
ただし、もう少し、雑林が少なければ。。。
蔵屋敷跡
このような笹林が尾根部の蔵屋敷跡に突然生えてます。これは、個人的な感想では、弓矢の材料ではないかと。過去に、山梨の岩殿山城に登った時も、こんな感じでした。
まとめ
古麓城は、城自体が古く、球磨川を備えた権威としての存在に思います。ここから、麦島城→八代城を移り変わって言ったようなので、三位一体で考えた方が、地形的な戦略性を理解することが出来ます。
ただ、せめて駐車場付近に「城パンフ」設置をお願いしたいところです。
宣教師ルイス₌フロイスも絶賛した日本三大城跡史跡群を構成する山城
近場の「麦島城へ」
近くに、八代城跡群(古麓城跡 麦島城跡 八代城跡)を構成する「麦島城」があります。
しかし、遺構を示すものはこの程度なんです。元和(げんな)元年(1615年)の地震で倒壊したとのこと。そのあとに、八代城が出来ました。石材などは、八代城に運ばれたのかもしれません。
日奈久温泉 アルカリ性単純温泉
特徴:
体に優しい成分の薄い温泉なので、刺激が少なく長湯が出来ます。単純温泉と言っても、成分が単純なのではなく、含有成分量が一定量を越えていないだけで、「湯あたりしにくい」温泉ということになります。特に、平成26年改定の泉質別適応症では、「自律神経不安定症、不眠症、うつ病」にも改善効果がみられると認められました。これは画期的なことであり、他の泉質の中でも、単純温泉、アルカリ性単純泉だけです。
泉質:
アルカリ性単純温泉 単純温泉(弱アルカリ性)
適応症:
療養泉の一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進、
泉質別適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ病
コメント