福井

【福井県】一乗谷城 一乗谷朝倉氏史跡にある朝倉氏詰城 山頂御殿群を観る

基本情報

日本三大城跡史跡群(勝尾、一乗谷、八代)のひとつ
※現在は、登山道や案内が整備されており、登りやすくなっているとのことです。

 形態:山城
 標高:473m
 城の整備:駐車場多数あり 登城道多数あり
 所要時間:3時間 
 訪問日:2011年6月

駐車場 アクセス

引用元:国土地理院ウェブサイト(当該ページ)を当ブログ管理者Qさんが加筆修正したものである(スマホで拡大可能) 

2011年時点では、この城の登り方が分かりませんでした。それほどネット情報も普及しておらず、調べても、はっきりせず。しかし、「どうも神社の前から登るらしい」ということが判明。一乗谷朝倉氏遺跡よりも山城に登りたかったのであった。

を、訪問してきました。現在では、「馬出ルート・下城戸ルート・三万谷ルート・英林塚ルート」の4ルートがあるようです。

山城Q
山城Q

特別史跡は、国宝を意味する

ここの一乗谷朝倉氏史跡は、戦国4代朝倉孝景の頃から全盛期を迎え、最盛期には人口1万人を超え、越前の中心地として栄えていたとのこと。

下城戸の巨石

なんという大きさ。玄武岩か安山岩かなあ。上城戸と下城戸があります。

重さ10トンの岩もあるとのこと。どうやって積み上げた!?古代エジプトみたいに引っ張ったのだろうか。スゴイ。

城域に入る

「馬出しルート」からいざ登城

「馬出しルート」というものの、2011年頃は、そんな名称はなく

山城Q
山城Q

たぶんこの辺りなんだが

入口を探してこのあたりと彷徨う(今は立派に案内があるようです)。この際は間違って、八幡神社の境内に登り、さらに神社裏から登ろうとしたが、何もなかった。

山城Q
山城Q

無駄な体力を使った

そこで、オカシイと思い再び階段を降りて、周辺を探索すると右側に

Qさん
Qさん

やっと看板を発見

これこれ!順調順調

途中に、他のパーティと合流する。純粋な登山者でした。良し道は合ってた!

途中にこのような石仏があり。首!首!!

砂防は無関係です

山城Q
山城Q

まさか!!これが!

と、思いますが、砂防ダムでした。そらそうですよよね。

地蔵菩薩の「摩崖仏(まがいぶつ)」から始まる

それにしてもなぜ、地蔵菩薩なのだろうか。末法思想の影響か?ほんの近くに曹洞宗「永平寺」がありますが、何か関係があるのだろうか。でも永平寺は、禅宗だからあまり関係ないようにも思えますけど

これは何を表しているのだろうか。狛犬??謎です

きつい切通道を進む

引用元:国土地理院ウェブサイト(当該ページ)を当ブログ管理者Qさんが加筆修正したものである(スマホで拡大可能) 

地図でもわかりますが、一本道です。

いよいよ城内へ 土塁防壁

ひたすら登ります。この時は、6月の梅雨時。しかも、前日は雨で湿度がMAX。大量の汗を搔きながら、蒸し暑い切通を歩く

もうヘトヘトなんで、やられるかも

この頃見つかった?不動清水? 2011年6月

実は、この時、「草刈り作業」をされていた方がいて。(暑い中ご苦労様です)

「ほら!今、見つけた。お不動さん」

と教えてくれました。土に埋まってたらしく掘り出したとのこと。確かに、今しがた掘り出された感じです。ここは、水が出ている場所。

破壊された たくさんの石仏

山城Q
山城Q

個人的な見どころ

これら破壊された石仏は何を意味するのでしょうか。なぜ、壊す必要がある!?落城時に壊されたのでしょうか。表面に出ているだけでもこれだけあるのに地中にはもっとうまっているかもしれません。このようにたくさんの石仏がある山城は、

滋賀の長光寺城

にもありました。

門柱の跡!?

門柱跡と楚石。建物が建っていたのでしょうね。

本格的な堀切に出会える 一の丸 二の丸

各曲輪の境に堀切があります。しかし、整備はされておらず、ここまで来る登山者もいません。

馬出し部分

宿直からの眺望

山城Q
山城Q

ばっちり眼下を見渡せます

う~ん、どうしてこの谷に城を築こうとしたのだろうか。谷だけに、その拡張性は乏しく
攻められたら、逃げられないのに。詳しいことは分からない。

山城Q
山城Q

ワンゲルのワンポイント
電線を見つけると、現在位置が分かりやすい

引用元:国土地理院ウェブサイト(当該ページ)を当ブログ管理者Qさんが加筆修正したものである(スマホで拡大可能) 

黒丸の位置が「宿直」だと思われる。

日本三大城跡史跡群(勝尾、一乗谷、八代)のひとつ
※現在は、登山道や案内が整備されており、登りやすくなっているとのことです。

福井県と言えば、恐竜 「福井県立恐竜博物館」

現在、日本には「恐竜博物館」は三か所あります。

福井県立恐竜博物館【福井県】
長崎市恐竜博物館【長崎県】
御船町恐竜博物館【熊本県】

となります。どれもワクワクします。管理者も化石レベルは持っておりますが、ここはさすが日本が誇る博物館です。特に、「アンモナイト」の化石群には度肝を抜かれました。写真はないですが、「巻いていない」のがありました。

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