石川

七尾城④(石川県七尾市)|最強☆山城ウェルネス体験

山城ACTレベル:上級 ★★★
山城Wレベル:W5 ★★★★★

登城前の注意|現在の入場規制について

七尾城は、令和6年能登半島地震の影響により、現在も一部区域の立入が制限されています。
本丸駐車場から本丸までの区間は通行可能とされていますが、損傷が確認されている箇所や立入禁止区画が残っています。

訪れる際は、七尾市の最新情報を事前に確認し、現地の案内表示・ロープ・注意喚起に必ず従ってください。

参考URL:https://www.city.nanao.lg.jp/sportsbunka/nanaojoushi.html

この山城の魅力|3つのポイント

① 体験価値(ウェルネス)
麓から城内各曲輪までをじっくり歩く行程は、一定のリズムで登っては立ち止まり、石垣や堀切を眺める動きが続きます。身体を動かしながら視点を切り替えることで、頭の中が整理されていくような「歩く時間」になりやすい山城です。

② 遺構の固有性
調度丸の石垣や三段石垣、本丸周辺の石垣、九尺石、最大規模の堀切など、見どころが多層に重なります。歩くほどに「次のポイント」が立ち上がってくる構造があり、一度の登城では見切れない厚みを感じさせます。

③ 景観・地形の固有性
山頂部の本丸から七尾湾を一望できる眺望は、海と山と城下町を一枚の風景として見渡せるものです。放射状に伸びる尾根と谷がつくる立体的な地形と相まって、「The 山城」と呼びたくなる静かな存在感があります。

前回からの疑問

山城Q
山城Q

裏山にある七尾城

前回、2012年5月に

にて、七尾城の裏側に回り、

現地の案内看板をブログ管理者が加筆

これらの素晴らしい石垣を見つけたとき、感動と共に思ったことは、

山城Q
山城Q

なんか古い!?

ということでした。まるで、今にも崩れそうな感じでハラハラさせられます。それに比べて、表玄関の石垣群は、

こんな感じで、めちゃキレイ。

山城Q
山城Q

なんだろう、この違和感。。。

ちょっと、もう一度調査してみようと七尾城にやって参りました。(やってきたと言っても裏山ですが)。特に、遺構が確認しやすい一番良い時期

山城Q
山城Q

真冬

を選びました。すると、、、

城内石垣の真相

調度丸の石垣の違和感

表玄関の調度丸から見える石垣

その右側にも石垣があり、その姿がハッキリと確認できます。夏場とかは、草で埋もれて全くダメでした。

ちょっと近づいてみますと、

山城Q
山城Q

手前と奥とでは、

明らかに雰囲気が違う

季節的には、ばっちりキレイに石垣が見えますが、これらは崩れかけているように見えます。七尾城裏側探索で見つけた石垣と、同じテイストを感じます。

山城Q
山城Q

六段ぐらいあるようにみえる

これは、これでスゴイ。いかにも、史跡の石垣。はっきり見えて、見ごたえがあります。

でも、なぜ、このように見た目が違うのでしょうか。実は、これらの石垣の真相ですが、この調度丸の三段石垣は、

真相!

山城Q
山城Q

保存修理を経た姿だ、ということが判明しました

三段石垣の違和感

加えて、この有名な本丸北にある石垣も

ということになります。通りで、キレイ過ぎると思いました。特に、ここは各媒体などで

「前田利家時代に造られた」
「当時のモノ」

そのように紹介されることも多いです。確かに前田家統治時代に造られたのですが、現地の保存修理報告を見ると、現在の姿は保存修理を経たものだと分かります。

「理由」があるのです

七尾城は、海と山と城下町を一望できる「The 山城」であると同時に、自然環境の厳しさと何度も向き合ってきた山城でもあります。

表玄関の三段石垣や本丸北側の石垣は、一見すると整然とした美しさを保っていますが、その裏には、

台風・豪雨・積雪・地震など

のたびに崩れかけた石垣を修理し、景観と価値を守ろうとしてきた、国や県、市、そして地域の人々の長年の努力があります。

裏側に残る古い石積みと、保存修理を経た表側の石垣を並べて歩くと、「単なる史跡」ではなく、「人の手によって守られ続けてきた風景」を歩いているのだと感じさせられます。

初心者や中高年の方にとっては、決して楽な山ではありませんが、時間と装備に余裕を持って歩けば、達成感とともに充足感を得やすい山城です。

七尾湾を見下ろす本丸からの景色、最大堀切の迫力、静かな曲輪の平坦地をつなぐ一歩一歩。歩いて初めて、七尾城のスケールが体に入ってきます。

参考文献:令和元年度 七尾城跡保存活用推進室年報(七尾城跡保存活用推進室 年報2)

~参考~ 日本五大山城
1.春日山城(新潟県)

2.観音寺城(滋賀県)

3.小谷城(滋賀県)

4.月山富田城(島根県)


5.七尾城(石川県)

アクセス・駐車場

登山口:七尾城史資料館付近
駐車場:登山口駐車場・本丸駐車場あり

温泉|和倉温泉(石川県七尾市)

概要

七尾湾に面した能登を代表する温泉地です。復旧状況や営業形態は施設ごとに異なるため、訪問前に最新情報の確認が前提になります。


現在の状況(令和6年能登半島地震の影響)

能登半島地震の影響により、温泉街では配管破断や建物損傷、護岸の被害が発生し、現在も復旧途上にあります。

宿泊施設は段階的に営業再開が進んでいるものの、施設により営業状況や利用可能範囲が変動するため、来訪時は事前確認が必須です。

  • 営業再開施設:施設ごとに順次再開(復旧途上)
  • 共同浴場「総湯」:営業状況は公式で要確認
  • 入浴料:公式情報で要確認

訪問時のポイント

・宿泊施設の営業状況・設備使用範囲・館内制限を事前確認
・飲食店の営業時間は変動する場合あり
・工事区間や立入制限エリアに注意
・移動や滞在は、余裕ある計画が無難です


泉質

(各施設の掲示・公式情報を参照)


参考URL

和倉温泉観光協会(営業状況)
https://www.wakura.or.jp/brochure/brochure-3739/

観光庁:和倉温泉復興支援プラン
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics16_0318.html

免責

本記事は個人的な体験・調査に基づくものであり、効果や歴史を断定するものではありません。訪問時は最新情報をご確認ください。

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