山城ACTレベル:中級 ★★☆
山城Wレベル:W3 ★★★

山城ウェルネス
山城ACTレベルと山城Wレベル
山城ACTレベル:中級(★★☆)
登城は片道40分ほどで、登りが続く区間があるため一定の体力が必要です。
城域に入ってからも曲輪が連続し、見どころを追って歩く距離が伸びやすい構成です。
山城Wレベル:W3(★★★)
尾根筋に沿って曲輪が続くため、進行方向の迷いが少なく、全体像をつかみやすいです。
虎口・石塁・高石垣など、遺構と地形の対応が明確で、歩きながら理解が進みます。
主なルート
登城口 → 尾根道 → 曲輪群 → 本丸跡 → 八木土城へ
所要時間:3時間00分
アクセス・駐車場
駐車場もしっかりあります。
現地レポート



入口から基本的に何もない登りです。いつも通りです。





(準分岐点)秋葉さん

ほどなく「秋葉さん」に到着。ここには休憩スペースも設けられている。ちょっと一息。ここからが本格的な城内に突入します。

三ツ顔さん(お地蔵さん)

続けて「三ツ顔さん」に到着。地域で大事にされていることが分かる。

(中間分岐点)本丸 総石垣部



崩れているが、しっかりと残っています。

内枡方虎口から内部へ。石塁も走っている。

この奥に天守閣があったようです。少し高台になっている。

広さは40M×20Mほどの広さ。ここに総石垣の主郭部があったようです。豊臣秀吉時代に造られたとのこと。堅城です。
南西の石垣


ここが一番の見せ場です。
ここの高石垣は、慶長3年頃に竹田城と同時期に造られたと考えられる。この石垣は、韓国の倭城とも比較研究される貴重なもの ~パンフレット~
とのこと。倭城の石垣もこんな感じなんですね。一度、現地で見てみたいもの。

でも、ちょっと崩れている。これは、破城跡なのかなんなのか。
北西の石垣

北側の石垣

手前が「鎬積み」になっているとのこと。確かに、対馬の清水山城にもありました。安土城にもあった。技術的には、隅角積みよりは下に見られているが、何か意味があるのだろう。
それにしても、登るだけで30分以上かかり、頂上にはこの総石垣の山城はかなりのインパクトがあったと思います。しかも、この山城はここだけでは終わりません。

さらに奥に!
八木城で石垣の城へ切り替わり、さらに尾根の先で“土の詰城”が第二幕として現れる!!
この城の概要
兵庫県養父市八鹿町八木に位置する八木城跡(やぎじょうせき)は、標高約303〜330mの山城で、石垣を多用した「石城」と土塁中心の「土城(八木古城)」からなる中世但馬を代表する山城遺構です。
鎌倉時代から八木氏が居城とし、山名氏の「四天王」の一角として活躍しましたが、羽柴秀吉の但馬攻めで降伏し、後に秀吉配下の別所重宗・吉治が城主となり石垣を整備した後、関ヶ原の戦いで西軍に与したため1600年に廃城となりました。
国の史跡に指定されており、但馬の代表的な山城として竹田城と並ぶ規模を誇り、曲輪・石垣・堀切などの遺構が良好に残っています。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
登りの区間を越えたところに、「秋葉さん」というお地蔵さんがあり、城内の密度が一気に上がります。冷えた空気の中でも、歩くほどに身体が整っていく感覚が残りました。
② 遺構の固有性
山頂部で総石垣がまとまって残り、虎口まわりの構えもはっきりしています。石垣が“見せ場”として働くタイプの城です。
③ 景観・地形の固有性
尾根上に段状に曲輪が連続し、進むほど視界と足元の情報が増えていきます。城域の広がりがそのまま体験の厚みになります。
周辺観光・温泉(地域共鳴)
周辺温泉:やぶ温泉 但馬楽座(道の駅併設で立ち寄りやすい)。単純アルカリ温泉なので、じっくりつかることができます。しかも、ここはスキー場の帰りにも立ち寄る温泉ですので、汎用性が高い!おすすめです。
免責
本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。





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