山城ACTレベル:中級 ★★☆
山城Wレベル:W3 ★★★

山城ウェルネス
山城ACTレベル:中級(★★☆)
登城は登りが続き、景色の変化よりも「標高を稼ぐ時間」が長い印象です。
城域に入ってからも曲輪が途切れず、立ち止まって確認→また進む、の反復で歩行量が伸びます。
山城Wレベル:W3(★★★)
尾根筋の導線が素直で、進む方向に迷いが出にくく、全体像を段階的につかめます。
土塁・土橋・虎口が尾根の形に沿って連続するため、「なぜここで曲がる/止める」が足元で説明され、歩くほど構造が頭の中で一本につながっていきます。
主なルート
登城口 → 尾根道 → 曲輪群 → 本丸跡 → 周回・下山
現地レポート

本命はこっちでした。
実は、前情報はありませんでした。八木城のみだと思っていただけに、完全なサプライズ。まだ先に「八木土城」というなんとも土臭い城があったのです。


このような尾根道土橋となり、本当にあっているのか不安になりましたが

これはこれで面白い。苔が生えているということは、あまり人は来ないのかも。
先端曲輪に到着
なんと、ここから

15個
曲輪が連続します。15個って。。ハッキリ言って見たことがない。


連続する土塁防壁


特徴として、左端に土塁が残っています。これは、通路なのではなく防御土塁で、この切岸下に主郭に繋がる通路があるのです。どんどん進みます。
土橋城壁


右側が虎口となっており、本来はここから侵入します。
外桝形虎口


お、いよいよクライマックスか。先ほどの土塁壁線はここに接続。桝形虎口ですね。キレイに残っている。
いや~~、この時点で八木城入口からかなり登ってきて、本来ならシンドイはずですが、この技巧的な防御システムがみられて疲れなど吹っ飛びます。
このシステムは、織豊系っぽい。滋賀県の砦群にあってもおかしくないですね。


主郭部


主郭部は小さく10m×15mぐらいです。ようやく到着しました。
めちゃくちゃ気になる
それいにしても、めちゃくちゃ気になるものがあります。独特の雰囲気と異彩を放っています。何でしょうか、この違和感。


この丸石の存在感。明らかに置かれている。

不自然過ぎる
何か意味があるはずです。磐座というほどでもないですし、鎮守石でもないような。あえて片づけられずに置かれている。

不思議でなりません。しかも、何やらオーラを持っています。5分ぐらいは見ていました。

なんか顔にも見えてきました。謎。たぶん、動かしてはいけない岩なんでしょうね。南無~
この城の概要
兵庫県養父市八鹿町八木に位置する八木土城(やぎどじょう、別名:八木古城)は、標高約409mの土城山山頂に築かれた南北朝時代(室町期)の山城遺構で、八木氏の本城として機能した土塁中心の城です。
東西90m×南北330mの範囲に15段ほどの鉤状に連なる曲輪群が階段状に配置され、土塁・堀切・食違い虎口などの遺構が良好に残り、戦国時代に八木豊信が使用した後、織豊期にも一部改修されたとされます。
八木城跡(石城)とともに国指定史跡「八木城跡」の一部を構成し、但馬地方の中世山城の典型例として、殿屋敷・赤淵遺跡などと一体で約400年にわたる八木氏の歴史を伝える貴重な遺跡群となっています。
この山城の魅力|3つのポイント
① 体験価値(ウェルネス)
八木城の“先”に続く尾根道が、そのまま城の体験に切り替わっていきます。歩くほどに疲れよりも「次が見たい」が勝ってくる城でした。
② 遺構の固有性
曲輪が段状に連続し、土塁・土橋・虎口が「線」としてつながって残ります。土の遺構だけで、こ緻密な防御システムを体感できるのが強みです。
③ 景観・地形の固有性
山稜の細い背骨に沿って城が伸び、視界と足元の情報が途切れません。15曲輪のインパクトが大きいです。
免責
本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。





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