基本情報
駐車場 アクセス
駐車場が完備されている。そんなに高くもないし、周遊できる様子。
仙谷秀久という武将
仙谷秀久
漫画『センゴク権兵衛』で有名な彼ですが、私の受け取り方は少し違います。藤堂高虎と共に、私の故郷を蹂躙し、焼き払った戦国武将なのでした。そんな彼が治めたことがある城がここ「引田城」とか
↓↓下記動画の終盤に経緯が出てきます
縄張り図 現地看板
花崗岩帯と堆積岩帯の際に出来た山城
なんとも、面白いことが判明
なるほど、中央構造線よりすぐ北は、堆積層なんですね。そして、ちょうど引田城があるあたりが、花崗岩、礫岩と堆積層の境でした。「適度な岩もあるし、港もあるし、ここに城を造ってみようか」となるかもしれません。
それにしても、昔の人は、なぜこうも「境」や「際」を知っているのでしょうか
遠望
遠方から見てもはっきりとわかる城山
城域に入る
展望
内海というか、いつ来てもこの城から見る海はキラキラです。まぶしい。なんでも昔からの良港とのこと。戦略的な意味もある場所なんでしょう。
屋嶋城との狼煙連携!?
この辺りの狼煙台は、屋嶋城との連携で使われていたとか。
「いや~~本当かな~~!?」
屋嶋城との距離は、約30kmってところです。中継地点として、他の狼煙台があれば話は別ですが
また、ここで狼煙を上げたところで、後方に他の朝鮮式古代山城などはありません。
怪しいですね。
しかし、景色が綺麗なのは間違いないです。
花崗岩と礫岩の境目
ここは結構な岩場ですね。下方の徳島県の城は、緑石とか阿波青石といわれる緑色片岩で全く違う感じですが、ここは、花崗岩のように見えます。
しかし、こちらは堆積岩ですね。ピンクが花崗岩。オレンジが礫岩。そう丁度、地質図の通りに「境」の場所。面白いですね。
西櫓の石垣
多少の野面積みがあります。
天守台
天主台とされる場所に、祠があります。
雑木で覆われていますが、敷地としては広いですね。また、あちこちに石垣が散在しており、
あまり撮影には適さないかあと思いきや!!!
本格的な生駒氏時代の野面石積み
ここがみどころですよ
「スゴイ!」
北二の丸の石垣
周辺の石垣とのギャップもスゴイ。この山中に、よくこれだけ積み上げたものです。
花崗岩
砂岩
礫岩
などを集めるだけ集めて積み上げてますね。最高です。
その他の曲輪など
周辺にもところどころ石垣があります。北二の丸の石垣がベストでしょう。
「意味深」な島の名前
ちょっと気になる
女郎島。。。なんだろう。降りていくには、時間の関係で難しいけど。
・香川県の中でも本格的な生駒氏時代の野面石積み
・花崗岩帯と堆積岩帯の際に出来た山城
・「意味深」な島の名前
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