大分

飯盛ヶ城(大分県由布市)|飯盛ヶ城(1067m)を由布岳(1583m)から見下ろす

山城ACTレベル:上級 ★★
山城Wレベル:W1 ★☆☆

山城ウェルネス

登山道終盤の地形(由布岳方面のルートイメージ)

山城ACTレベルと山城Wレベル

山城ACTレベル:上級 ★★★
記事内の行程は、由布岳西峰までの登山(岩場・鎖場を含む)を主としています。歩行時間・累積負荷ともに登山として計画が必要で、山城単体の行動強度を超えます。従ってACTは上級判定とします。

山城Wレベル:W1 ★☆☆
飯盛ヶ城は山頂部の単郭(小規模平坦地)を確認する形になり、城内の周回や遺構密度によって理解が積み上がる構造ではありません。体験の中心が山岳景観(由布岳側)に移るため、城としての意味形成は最小限に留まります。

主なルート
駐車場 → 登山道 → 飯盛ヶ城(山頂部)→(分岐)→ 由布岳西峰方面

累積標高差と所要時間
累積標高差:未計測
所要時間:飯盛ヶ城まで(短時間)/由布岳西峰まで約2時間30分

駐車場 アクセス

飯盛ヶ城周辺の位置図(国土地理院図を加筆修正)
出典:国土地理院ウェブサイト(当該ページ)を山城Qが加筆修正したものである

朝の6時半に駐車場に車を停めて出発。飯盛ヶ城。。。その歴史や詳細は不明ですが、前回の「鷹取山城」を参考に

山城Q
山城Q

高いところから撮った方がキレイなんじゃない!?

と思い、一路、由布岳を目指すことにしたという思いつき

飯盛ヶ城(左)と由布岳(右)の遠景

左の峯が「飯盛ヶ城」。右の峯が「由布岳」です。朝の6時過ぎですが、結構人は多いかな。

現地レポート

登山道の様子(朝もやの中を登る)

どんどん登ります。雲というか朝もやが掛かっていて幻想的

飯盛ヶ城の山頂部付近(小さな平坦地が見える)

これは、絶景ですね!山頂にわずかに、平坦地があります。確かに単郭山城。その利用価値は全く不明ですが。ただの見張り台?

眺望 

飯盛ヶ城山頂からの眺望(湯布院盆地を俯瞰)

上空から見る湯布院町の町並み

いよいよ由布岳西峰に入る

由布岳西峰へ向かう登路(上部が見えてくる)

お!だいぶ上まで上がってきた。ひたすらジグザグに上がっていきます。

分岐点『マタエ』付近の風景(風が強い地点)

「マタエ」という分岐点にやってきました。ちなみに、めちゃめちゃ風が強く吹き抜ける感じ。
快晴の青空だけに高気圧がビュンビュンです。

『マタエ』から見た飯盛ヶ城(1067m)の遠望

「マタエ」からみた飯盛ヶ城(1067m)。だいぶ小さくなりました。

山城Q
山城Q

ここからが、根性を試されます

岩場と鎖場の登り(左下から右上へ抜ける)

まだまだ先は続きます。左下から岩場を登り右上の地点まで。見上げてもこんな感じです。岩場と鎖場なので、要注意です。

由布岳の稜線付近(足の置き場が難しい区間)

湯布岳は、西峰と東峰の二つがあり、事実上は西峰(1583M)が山頂とされています。ここは足を掛ける場所の感覚が広く、ちょっと難しい。

岩の隙間を使って登る急所(最後の難関付近)
山城Q
山城Q

最後の難関!!


岩の隙間に登山靴を噛ませて登るみたいな感じ。結構、ドキドキです。

山城Q
山城Q

やっと到着!ここまで2時間半程度でした

由布岳西峰の山頂付近(到着地点の様子)

由布岳西峰よりの眺望 

由布岳西峰からの眺望(空と山並み)
由布岳西峰からの360度パノラマ(周囲の山々)

素晴らしい!360度の大パノラマ

反対側の東峰が見えたり阿蘇山?が見えたり、この景色の感動は、登った者にはヒトシオです。
登山は登山で面白い。火山系の山は、木々が少ないし、だいたい見晴らしが良いのです。

山頂から見てみた飯盛ケ城

由布岳側から見下ろした飯盛ヶ城(削平の様子が分かる)

見事に削平されているのが分かります。やっぱり、見下ろって一番わかりやすいです。

この城の概要

湯布院の飯盛ヶ城(いもりがじょう)は、大分県由布市湯布院町(旧湯布院町)にある標高約1,067mの山で、由布岳(1,583m)のすぐ隣に位置する寄生火山のような可愛らしい山容が特徴です。
中世の城郭遺構としての明確な記録は少なく、主にハイキング・登山スポットとして知られ、由布岳登山口から短時間で登頂でき、頂上からは湯布院盆地や由布岳のパノラマが楽しめます。

現在は草地に覆われた開放的な山頂で、ケルンや看板があり、ライトなトレッキングコースとして人気で、由布岳登山のついでや単独で訪れる人も多い展望の名所となっています。

この山城の魅力|3つのポイント

① 体験価値(ウェルネス)
短時間で城域に達し、視界が一気に開けます。登りは単調ながら、霧や朝もやの変化が歩行リズムを保ちます。

② 遺構の固有要素
山頂部に小さな平坦地が残る単郭構成です。明確な加工は少なく、立地そのものが城域を示しています。

③ 景観・地形の固有性
湯布院盆地を見下ろす位置にあり、周囲の山並みとの距離感が際立ちます。高所からの俯瞰が体験の中心になります。

由布岳に行けば、やはり湯布院へ

湯布院温泉という場所

湯布院温泉は、日本有数の知名度を持つ温泉地です。一方で、その実像は「有名だから行く温泉」よりも、使いやすい温泉としての性格が際立っています。

泉質

湯布院温泉の主な泉質は、単純温泉/アルカリ性単純温泉です。

無色透明で刺激が少なく、長時間入っても負担になりにくい性質を持っています。湯冷めしにくく、行動後でも入りやすい点が特徴です。

ここで重要なのは、「効く・効かない」ではなく、入り続けられる泉質であるという点です。

山城Q
山城Q

非常に重要な点です。

観光温泉地でありながら、共同湯が残る理由

湯布院には、
旅館の温泉だけでなく、共同湯文化が残っています。

これは、
湯量が豊富で、源泉数が多いこと、
そして生活圏と温泉が近いことによるものです。

  • 地元利用が前提の湯
  • 観光客も受け入れる湯
  • 日帰り専用施設

用途が分かれているため、
自分の状態に合わせて選びやすい温泉地になっています。

日帰りで選ぶなら|湯布院の代表的な湯

由布院温泉 下ん湯

地元利用が中心の共同湯です。
湯布院温泉の基準となる一湯で、
観光色は薄く、淡々と入浴できます。

由布院温泉 乙丸温泉館

立地が良く、設備も整った日帰り湯。
初めての湯布院や、行動後の回復用として使いやすい施設です。

由布院温泉 由布岳温泉

中心部から少し外れた場所にあり、
比較的落ち着いた雰囲気で入浴できます。

どう使う温泉地か

湯布院温泉は、
「特別な日に行く温泉」ではなく、
行動の区切りとして使える温泉地です。

  • 登山のあと
  • 山城歩きのあと
  • 長距離移動の途中

そうした場面で、
無理なく体を戻せる場所として機能します。

免責

本記事は、現地での観察メモをもとに整理し、筆者なりの解釈を加えた記録です。史実の正確性を保証するものではありません。また、整備状況・所要時間・交通手段・施設情報等は変更される可能性がありますので、訪問の際は必ず最新情報をご確認ください。

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